北澤ぶどう園について About our farm

葡萄への想い

シャインマスカット収穫


数ある農園の中から 私たちのホームページにお立ち寄りくださり
本当にありがとうございます

食べられる宝石とも言われる葡萄


夏場の旺盛な生育の中 一房一房に手をかけて
仕上げていく作業は毎年のことながら 正念場です


でも 葡萄の楽しさやおもしろさに 魅せられている
私たちだからこそ お届けできるおいしさがあるように
思えてなりません

当園で栽培しております20種類を超える品種の中から
今これを食べてほしい! という葡萄を選んで
心を込めてお届けいたします

みなさんと その葡萄の世界を共有できることが 私たちの喜びです



北澤ぶどう園 園主
北澤 文康(きたざわ のりやす)

 

商品イメージ

 

 

北澤ぶどう園の心がけ


★適熟のぶどうをお届けします
 毎日味をチェックして食べごろを迎えたものを選び 収穫しています

★朝採りにこだわります
 毎朝 その日に荷造りするのに必要な葡萄を収穫します
 前日からの荷造りは行いません

★鮮度を大切にしています
 葡萄の鮮度保持のため 適温に保たれた選果場の中で出荷作業を行っています

★おまかせの詰合せでお届けしています
 数多くの品種の中から その日に最もおすすめの葡萄を詰め合わせます
 食味 風味 香り 彩りの調和を考えて選んでいます

★なるべく簡素な包装を心がけます
 環境への配慮から 極力過剰な包装は行いません
 緩衝資材の繭玉には トウモロコシ由来のものを使用しています
 


商品イメージ

ぶどう園のはじまり

 


桑から葡萄へ


私たちの葡萄園は 長野市の善光寺と松本市を結ぶ
善光寺西街道の桑原宿にあります

街道随一の難所 猿ヶ馬場峠を越え そこを下って 
開眼寺を過ぎたところにあり
江戸時代には 松代藩の伝馬(てんま)をつとめた宿場町でした

桑原宿という名前の通り 
お米のできる田んぼが少なく 
もとは蚕のえさとなる桑を育てていた 土地柄でした
その後 林檎が地域全体の産業のひとつとなりました


3代前の祖父の代に
林檎を切って 葡萄を植え始め 周囲を驚かせたそうです
だって その頃は まだまだ林檎の全盛期だったのです


巨峰一辺倒だった時代に 父は 皮ごと食べられる
色鮮やかな 欧州系の葡萄の栽培を始めました

日本の多湿の気候下では 割れやすくてとても育てにくい
そう言われていた欧州形の品種ですが 試行錯誤しながら 少しずつ
緑 紅 黄 黒 紫… と 色とりどりの葡萄を詰め合わせて
お客さんに届けることができるようになりました


そうこうしているうちに 就農10年目の夏に 私の代になりました

引き続き 毎年のように自家交配した種を蒔いて 品種を研究したり
山羊を飼って 葡萄の見張り役になってもらえないかと工夫したり
豚を飼って 出荷で残った葡萄をえさにして
どんな味のお肉になるのかなと実験したり

楽しい試行錯誤が続く毎日を送っています

 

商品イメージ


 

葡萄農家としての希望


食べ物が行き渡ることを いつも考えていたい


飽食の時代なんて言われていても
人類史上でも 日本史上でも 
これほど食べ物に困らない人が多い時代が あっただろうか
といつも考えてしまいます

自給率の低いことや 毎日の食事がままらない家庭が
確実に増えていることを想えば
農家の役割を感じずには いられません

できる限り 多くの方に行き渡るように
飢える人が減るように
私たち農家は 常に知恵や工夫 技術を
磨いておきたいと思うのです

高級品に仕上げられる技術を培って
なるべく 安価で 味がよく 身体に優しいものを
届けられるように

どのくらいの農家と生産量があれば 十分に足りるのか
まだまだ 検討の余地はありますが
いつも準備を心がけています


必要な地域の田畑が 維持できるように
農業を志す方には 可能な限り協力し 地域を盛り上げていきたい

ワインほ場

微力ながら…

里親制度に参加し 研修生を受け入れたり
千曲川ワインバレー構想の一端を担う ワイン用の葡萄栽培に取り組んだり
少しずつですが 地域を盛り上げていければと想っています

それにしても 果樹の新規参入は初期投資が多く 
初期の経営リスクも高いため
しっかりとした資金準備と農業研修が必要とされています

研修終了までに 自分の農地と住居を決め
必要な機械や機材を揃えて ようやく始めることができます
就農後の周囲との連携や支援体制も重要です


なかなか厳しい現実にある 果樹栽培への新規就農ですが
一方で 多くの志高く やる気のある若手の方々に
出会う機会も増えました

いちから手がける苦労は 継承農家の苦労とは別の面で
とても大変なものだと思いますが
自分の責任でひとつひとつものにしていく そのたくましさ
その強さには 脱帽するものがあります

できる限りの協力を 私たちもしていきたいと思っています

勉強会や講習会の情報、内容共有もFacebookなどで随時行っていますので
興味のある方はご覧ください 


信州桑原 北澤ぶどう園三代目日誌 (最近更新はありません 過去の情報が閲覧できます)

http://ameblo.jp/kitazawabudou3/

 

Facebook [ 北澤 文康(のりやす)]

https://ja-jp.facebook.com/noriyasu.kitazawa

 


価格へのこだわり


一人でも多くの葡萄好きの方に 喜んでいただきたい

ブドウバラエティ


私たち北澤ぶどう園にとって
葡萄が好きな方と 葡萄のおもしろさや楽しさ 魅力を
共有できることが 一番の喜びです

「こんな贈り物がしたい いくらだったら私
たちでも御遣い物にできるかなあ」
自分たちが贈り物に使うと考えて これならば! という想いを大切に
なるべくお求めやすい価格と内容を決めています。

 


包装はなるべく簡素に

詰め合わせ3種3房

 

葡萄を安全にお届けできるよう工夫をして
最低限の資材でお送りしています

包装資材に使用する繭は プラスチック製品ではなく トウモロコシ由来のものを使用しています

捨ててしまうものにたくさんお金をかけるよりも
葡萄の品質向上を…そんな気持ちで簡易包装にしております

ご理解いただけましたら幸いです



宣伝広告などは 一切入れておりません

お届けの際は 葡萄と請求書(ご本人様宛てのみ)
それに品種紹介のご案内のみを梱包してお送りしています

価格を抑えると同時に無駄なものを増やさないようにと心がけています



ぶどう園の助っ人たち ご紹介

めいくん


めいくん ♂
お仕事:草刈り(食べる) 実は…ハン太より腕の立つ葡萄の番山羊です
誕生日:2010年9月11日頃
好きなこと:葡萄を食べること 枝・葉・果実どれも好き嫌いなく食べつくします

※去る2022年3月 11歳の長寿にてこの世を去りました 
度重なる脱走も葡萄の樹を食べていたことも 今となってはよい思い出です
こどもたちに大人気だったメエくん こどもたちとぶどう園の一角に埋葬しました
ご冥福をお祈りします

 


ハン太

ハン太くん ♂
お仕事:番犬 葡萄をハクビシンなどの動物たちから守ります
誕生日:2012年7月22日
好きなこと:おさんぽ 寝ること

※去る2023年3月 10歳にてこの世を去りました
園主ランの長年の相棒だったハン太くん その不在の影響は計り知れず…
繁忙期の園主を癒し続けてくれました ご冥福をお祈りします

トンちゃん

トンちゃん(1号)♂
お仕事:葡萄を食べて 葡萄の風味のするお肉になること(諸行無常…)
誕生日:2015年5月10日頃
好きなこと:ご飯をたくさん食べて 土をせっせと掘り返すこと

 

※去る2016年4月18日とってもおいしいお肉になって返ってきました
きれいなピンク色のお肉で 肉質も脂肪もまろやかで素晴らしいお味でした


シャインマスカット収穫